なかにし礼 心筋梗塞

作詞家で、直木賞作家のなかにし礼さんが、2020年12月24日、心筋梗塞のため、死去しました。

82歳でした。

なかにし礼さんは、2012年に食道がんにかかり、2月から6月にかけて闘病生活をつづけ、がんを克服しました。10月には仕事に復帰しました。

その3年後の2015年3月にがんが再発しましたが、このがんも克服しました。

心臓病は、1992年からの持病で、2016年には、植え込み型除細動器と心臓ペースメーカーを埋め込みました。

2020年の秋に心臓病が悪化して、治療に専念していたそうです。

なかにし礼さんは、多くの曲を手掛けていました。

1968年の黛ジュン「天使の誘惑」、1970年菅原洋一「今日でお別れ」、
1982年細川たかし「北酒場」で日本レコード大賞を3度受賞。

その他にも、数多くの作詞を手掛けていました。

また、1998年に小説『兄弟』で第119回直木賞候補となり、

2000年に『長崎ぶらぶら節』で第122回直木賞を受賞しました。

ご冥福をお祈りします。