福本清三 肺がん

「5万回斬られた男」と呼ばれた俳優の福本清三さんが、2021年1月1日、肺がんのため、

京都市の自宅で死去しました。

77歳でした。

福本清三さんは、半世紀にわたり、時代劇の切られ役を行っていました。

市川右太衛門演じる「旗本退屈男」に斬られたのが最初で、その後数々の時代劇スターに斬られ続けました。

切られた際に、体を大きくのけぞらせる「エビゾり」などの独特な倒れ方で知られるようになりました。

2014年には、映画「太秦ライムライト」で、初の主演作となりました。

ご冥福をお祈りします。